書籍紹介~「幸せをお金で買う」5つの授業~

Nekodoc
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どうも、Nekodocです。

今回は書籍のご紹介。
タイトルは「幸せをお金で買う5つの授業」。こちらです。

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ちょっとけしからん気もするタイトルですね(笑)

でも、別に「お金があれば幸せになれる。」ということを言いたい本ではなくて、「お金の使い方を変えることで“幸福感”を向上させることができる。」ということを研究結果をもとに説明してくれている本です。

はじめに

この本では「幸福感の上昇に直結するお金の使い方」について教えてくれます。
この本の目的は「幸福度をもっと上げられる方法でお金を使えるようになってもらうこと」だそうです。
節約のノウハウやお金の貯め方、資産の増やし方などには、ほとんど触れられてません(結果的に節約になる、ということはあります)。
同じ額の出費でも、その「内容」や、「お金の払い方」「どういう気持ちで支払うか」を工夫する・見直すことで、より一層の幸福感が得られるようにできる。そういった方法が書かれています。

読んでみて

一般的によく言われる内容から、衝撃を受ける研究結果まで、様々な研究結果や考えが紹介されていました。
各レクチャー毎に分かれて解説されていてかなり読みやすかったです。
所々に洋書を和訳した本独特の言い回しやたとえ話、読みづらい個所などもありましたが、そんなに気になるほどではありませんでした。
参考になった点や共感できない点を考えを交えながら一部紹介していきます。

Lecture 1 経験を買う

『人は順応性が高く、どんなに欲しいものでも手に入れたとたんに、すぐに飽きてしまう』
『不快な経験でも、思い出の中では楽しく見える』

品物を買うより、経験を買う方が後悔しにくい、ということはよく耳にします。
確かに、高価でまさにのどから手が出るほどほしいものでも、買った瞬間の喜びはすごく大きくても時間の経過とともに「あって当然」のものになり、それまでと同じような価値を見出せなくなる。欠点に目が行ってしまい、ほかのものがよく見える、といったことをよく経験してきました。
逆に、旅行などは、その最中はイライラする経験や嫌な思いをすることもありますが、終わってみて振り返ると笑い話になったり、良い思い出だと思えたりもしますね。
この本ではさらに掘り下げて、経験の中でも、「最も大きな喜びを得られる4つの条件」について紹介しています。

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いろいろ経験して「思い出の配当金」をもらいましょう。

Lecture 2 ご褒美にする

『楽しみを我慢すれば、その楽しみを享受したときの喜びは大きくなる』
『何かがいつまでも続かないことを意識すると、それをもっと大切に思うようになる』

物が豊富にありすぎると、感謝の気持ちが薄れる=慣れてしまいます。
「好きなカレーも毎日だと飽きる」と言いますが、それに近いでしょうか。
好きなものを「安いときにまとめ買い」しても、大量に家にあるとついぞんざいに扱ったり適当に消費したりしてしまいがち。
消費するときに有難みは下がるし、結果としてあまりお得でなかったり逆に余計に費用が掛かったりしているのではないでしょうか?
あえて、購入するのを控えて手元に置いておかないようにする。そうすることで節約にもなり、好きなものを享受するときの喜びが大きくなります。

「地元の有名な観光地に行ったことがない」
「その地を離れることになって初めて有名な観光地に足を運んで、その素晴らしさを知った」
といった経験はあるあるだと思います。
「いつでも行ける」と思って近くて安価で行ける素晴らしいところに行かず、費用の掛かる遠方の有名な観光地にばかり足を運んでいる。こういう方は多いのではないでしょうか。

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もっと身近で手軽な幸せに目を向けていきたいです。

Lecture 3 時間を買う

『多くの人が「やりたいことをするためにもっと自由な時間が欲しいと思っているが、わずかなお金を節約するために時間を犠牲にする』
『誰かを助けることに時間を使うと、自分は効率的に動いているように感じる』
『通勤時間が20分増える苦痛を相殺するには収入が1/3増える必要がある』
『子供と遊ぶことはどんな日常生活よりも前向きな気持ちを生む』
『「時は金なり」=時間をお金とみなすようになると、日常のお金にならない楽しみから喜びを見出しにくくなる』
『時間はをお金を稼ぐためのものと考えるのではなく、幸せな時間を過ごすこと自体を目的とするべき』

この考え方は、個人的に大好きです。だからか、抜粋が多いです(笑)
時間は人生そのものです。お金はモノや経験との引換券でしかありません。
このレクチャーで個人的にすごくドキッとしたのが、
『「時は金なり」=時間をお金とみなすようになると、日常のお金にならない楽しみから喜びを見出しにくくなる』
という一文です。これは時間給で働いている人に多い傾向のようです。
まさに、私は最近まで時間給や日給での勤務を多くしていました。
そのためなのか、本来自分が最も重要と考えているはずの「子供との時間」を過ごしているときでも、ふと(特に何かイライラしているときなどに)「この時間働いていれば○○円になるのに…」とか考えてしまう自分がいました。
何のために働いていて、自分が幸せを感じることは何なのか。
再認識する必要があります。

また、このレクチャーではお金を使って変えるべき時間の代表として「通勤」等を挙げています。
「通勤時間が20分と収入1/3増加が幸福への貢献度が同等」「通勤に片道1時間かけると失業レベルの幸福へのマイナスの影響」など、通勤に関して考え直させられる内容がでてきます。
本書では「車の通勤=苦痛」を「自転車の通勤=運動=幸福へプラス」に切り替えることを提案しています。
本書の影響だけではありませんが、私も最近自転車通勤に切り替えました。
片道約9kmなのでちょっと遠いですが、朝夕の渋滞を考えると時間もほぼ変わらないか、むしろ短縮しています。

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運動にもなって今のところよさげです。
わざわざランニングなどは億劫なので…(;^ω^)

Lecture 4 先に支払って、あとで消費する

『消費を先送りすると、期待を膨らませる時間が生まれるため、楽しみやすくなる』
『支払いの痛みが消費の喜びと同時に生じるとき、せっかく支払っても喜びは抱きにくくなる』
『収入と幸福度の相関は低いが、負債と幸福度の相関は高い』
『遠い昔に払ったものはただのように感じられ、楽しいことのために時間を使える』

このレクチャーは一部はすごく参考にしたいとおもいましたが、ちょっと共感できないところもありました。
参考にしたいと思ったのは、「代金を前払いしておいて当日は支払いを気にせずに楽しむ」といったスタイルです。
旅行やレジャーに行った時、その場で現金なりクレジットカードなりで払おうとすると、多少なり「もったいない」と感じたり、「そこまでしてしたいことでもないし…」などと考えたりして結局しない。すると決めても「高いなあ…」なんて感じてしまうことが結構あります。
これではせっかくの余暇も十分に楽しめません。
多少高くつくかもしれませんが、実践してみる価値は十分にありそうです。
具体的には、旅行などの時にあらゆるアクティビティが含まれたパック商品を数週~数か月前に購入する、といったところでしょうか。

逆に、ちょっと共感しかねることとしてはクレジットカードを幸福にマイナスの影響を与えるものとして取り上げられているところです。
厳密に言うと特に幸福にマイナスなのはクレジットでいとも簡単にできてしまう「借金」です。
いわゆる「リボ払い」等ですね。
この額が大きいほど、家庭内の衝突が増えるというデータもあるようです。
多額の借金があるなど、経済的に苦しい家庭が衝突が増えるというのは何となくわかります。
しかし、クレジットカードが悪というのではなくて、使い方次第と思います。
クレジットカードで支払いをしている人は、自分の予想より多く使っている傾向にあるようですが、私自身はこまめに使用額をアプリなどでチェックしているので、あまり関係ありません。
その為、同月内に支払えないということもありません。
リボ払いは高利が付くため論外ですが、やはり現金を管理しなくて良いメリットやポイントやマイルが付与されるメリットなどを考えるとクレジットカード使用の方がメリットが大きいと考えます。
アメリカは大量消費社会といいますし、豪快な人も多そうです(←偏見)。
この辺りは国や個人の考え方の違いでしょうか。

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共感できるところは取り入れて、必要ないところは取り入れなければ良いですね。

Lecture 5 他人に投資する

『収入の増加と他人への投資は幸福への同等の効果がある』
『貧富の差に関係なく、他人に投資することで幸福度は高まる』
『他人に投資するときには「選択」「つながり」「インパクト」が大事』
『お金を他人に使うと、分けられるほどたくさん持っていると感じる』

このレクチャーでは、他人に投資することの重要性が説明されています。
「投資」というと、「使ったもの(ここではお金)がさらに大きくなって還ってくる」イメージなので、個人的にはここで「投資」と使うのには違和感があります。要は他人のためにお金を使う、ということです。
一部、一種の思い込みのような要素もありそうなのでその点は疑問が残りますが、概ね同意できます。
特に、「つながりの強い人」に「自分から進んで」お金を使い、「喜ぶ姿を見る」ことができると、大きな喜びを得られます。
「家族へ贈り物をして喜んでもらえると嬉しい」のが代表的です。
金額の大小はあまり関係ありません。ちょっとした花束や贈り物などで十分です。
元々あまり贈り物などしないのですが、最近は気まぐれに花を買ってみたりしてます。
実際にしてみると、高価なものでなくとも喜んでもらえて、確かに自分も幸福を感じることが実感できます。

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まずは近くの人に使って喜んでもらう経験をしていきます(^^♪

まとめ

「幸せをお金で買う5つの授業」について一部抜粋しつつ感想や考えをまとめてみました。
個人的には共感しかねる部分もありますが、長年の研究結果に基づいて書いてあるので説得力はあります。
全て一気には難しいですが、少しずつでも取り入れていって、せっかく稼いだお金=引換券を最も効率よく幸せと交換できるようになりたいと思います。
つい物を買いすぎてしまう方や、お金を使ってもいまいち幸福感が得られてない、と感じる方には特におすすめです。
一読してみてはいかがでしょうか。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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